ミカルディスというお薬、なかなか聞かないお薬かもしれませんが、そのうちあなたもお世話になるかもしれません。なぜかというとこの薬は日本人の三大生活習慣病の一つである高血圧の治療薬だからです。実際にはどんな効果効能なのでしょうか

動脈硬化にはミカルディスや天草エキスが効果的?

ミカルディスはアンジオテンシン2受容体阻害薬に分類される高血圧治療薬です。比較的新しい降圧剤としてアンジオテンシン変換酵素阻害薬と並んで注目を浴びてきたものであり、高い降圧作用と副作用の少なさから広く用いられています。ミカルディスが高血圧治療の上で重要となるのは動脈硬化のような合併症を予防する効果が期待できるからです。高血圧そのものには自覚症状がなくとも、合併症が生じることによって重篤な症状が生じることが多く、その予防には血圧を下げるということが重要になります。その目的で用いられるのがミカルディスであり、高血圧治療において不可欠なものとなっています。特に動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患の原因となることから、その予防を行っていくことは高血圧治療において重要になります。血圧さえ適切に制御されていれば動脈硬化が起こるリスクは著しく低くなるため、高血圧は放置せずに降圧治療を行っていくということが大切になるのです。一方、ミカルディスだけでは根本治療を行うことができず、食事を主とした生活習慣の改善による治療も並行して行われていきます。その基本となるのがナトリウム摂取量を減らすというものであり、体内のナトリウム量を減らすことが血圧を下げることにつながることが知られています。気をつけなければならない点として、甘草エキスのようにナトリウム保持を促す効果のあるものもあるということです。甘草エキスは風邪の治療にも用いられる漢方ですが、甘草エキスを含む漢方は多く、世の中にありふれているものの一つです。甘草エキスが高血圧を悪化させるというデータこそないものの、そういう可能性を懸念するに越したことはないでしょう。